Convergent Audio Technology SL-1 人気 Ultimate 真空管プリアンプ 音質/動作/機能良好 今井商事正規品100V

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Convergent Audio Technology SL-1 Ultimate 真空管プリアンプ 音質/動作/機能良好



http://www.imaico.co.jp/cat/cat_discon.html



アメリカ ニューヨーク州ロチェスター市郊外のラッシュに根拠地を置く
コンバージェント・オーディオ・テクノロジー社は、
1985年に真空管プリアンプSL-1でデビューした。同社の創立者であり、
開発エンジニアはケネス・スティーブンス、1985年発売のSL-1は、
その後SL-1リファレンス、リファレンスMKⅡに改良され、
1992年にSL-1シグネチュア、1996年にSL-1シグネチュアMKⅡとなり、
1998年に第六世代になる本機、SL-1シグネチュアMKⅢがリリースされた。
MKⅡからの進化として真空管変更で-20dBという大幅なノイズの低減化が実現された。

そして2002年、ブラッシュアップを重ねて飛躍的な進歩を遂げた最新進化系のプリアンプ、SL-1 Ultimate が満を持して登場した。



緊張感のある「冴えた音」を聴かせる。分解能が高く硬調な切れ込みのよさがある、
特性面に優れた透徹明晰な「最先端の音」を聴かせるのだが、そこに過敏な神経質さはない。
こうした音の多くがスタティックで、味気ないという先入観を持たれている事と、本機の音は
一切無縁だ。冷徹なまでの写実性の中に漲るようなテンションの高まりがあり、音楽の感情表現、
「エモーション」を細大漏らさず届ける事が出来る。ライブの臨場感に突出した表現力、
ひじょうに力強く、そして躍動的で、彫りが深く強靭な音像は立体的で視覚化したような
実態感の高さ。筋肉質の音像がうねるように隆起するさまに思わず息を呑む。
天衣無縫で開放的なサウンドは、薄らとした付帯音に包まれ、音場感は広大なのに、
空疎になる印象とは無縁で、音像の密度感が高く、濃密に凝縮された印象。
大スケールで重厚感に溢れているが、大味にはならず、細部のディティールまで緻密に描く。
音楽が精気に満ちて光り輝き、生命感に溢れる。艶やかさがあり、高S/N比と温度感のよさ、 滑らかさと切れのよさ、音像と音場、写実性と芸術性、繊細さと豪放さ、両立し難い要素を高い水準で
ことごとく両立させている。初期のレビンソンのような倒錯的な官能美とは異なり、
女性ヴォーカルはふくよかで、どこか無垢を思わせる佇まいであり、陽性の魅惑が降り注ぐ。
最高の音楽の感動と高揚が共にここにある!音楽の持つ躍動と、
高揚感をどの音響装置より見事に再現してみせると、力強くここに断言できる。
「これが真空管の音なのか?」アッと思わず声を上げるほど、とてもS/N比が高い。
濃密な佇まいは透明感において意見が分かれるが、SA-5000に比肩するほどの魅力があり、
色彩情報量が圧倒的に多く、余韻が深く味わい深いソノリティは官球らしさに溢れる音である。
プリアンプなのに本体 24kg 電源部 5kg 総重量29kgという物理投入型は、
分厚い鋼鉄の板によって鎧われ、外乱を岩のように跳ね返すのだ。



CAT SL-1は、今後二度と出逢う事がないと思われる素晴らしい芸術作品である。


また小音量時においてSA-5000にもよく似ている。力強さに溢れる本機の方が魅力的で、
バラードや室内楽などの静かな音楽も透徹繊細に再現するフレキシビリティさや
懐の深さはあるが、やはりどこか少しアクセントを強めた力の表現が主張しがちではある。
ハイフィデリティさにおいてはSA-5000よりも確実に上である。アキュフェーズや
マークレビンソンの最新モデルに大きくは見劣りしないほど基本性能が高いのは
驚異的である。長年にわたってブレることなく同じモデルに七回もの
改良を加え続けてきたエンジニアの意地と執念が結実している。

モダンな設計の真空管プリアンプとして名作中の名作です。とくにレンジ感、S/N比、鮮度の高さ、情報量、ダイナミックレンジ、空間表現力、高エネルギー感、ドライブ力、上から下まで均一に高い音圧を押し出してきます。そういったオーディオ的な基礎性能の高さではダントツの存在です!

故 朝沼予史宏先生がEAR890の記事執筆を担当された際に、EAR社の純正プリのEAR864の音質に満足できず、Convergent Audio Technology SL-1 sig mk3を組み合わせて音質の目覚ましい改善振りに納得されていました。


「いいプリアンプは少ない、とくにいい真空管プリアンプは本当に少ない」


真空管アンプはパワーアンプに良い物が無数にありますが、プリアンプに良い物は少ないです。最高ランクの真空管プリの筆頭として絶対のお勧めです。2002年の製造ですが、2014年頃発売されたドイツ OCTAVE HP700よりあきらかに明確な差でサウンドクオリティーが高く、音の鮮度感やレンジ感、情報量でSL-1 Ultimate が優れていました。ドイツ製アンプなので高域が強いところも欠点でしたが、SL-1にはそうしたウィークポイントもございません。


ライン入力 2系統 フォノ入力 1系統 プリ出力 2系統 その他 テープ入出力、フォノ・ロードピン端子 ゲイン 26dB(ライン)/47dB(フォノ) ゲイン・トラッキング 0.05dB/0.05dB(ライン/フォノ) 周波数特性 0.1Hz~600kHz(+0,-3.0dB/ライン)/20Hz~20kHz(±0.1dB/フォノ) 全高調波歪率 0.0005%以下(ライン)/0.001%以下(フォノ)、(1V) スルーレート 15Vrms(ライン)/10Vrms(フォノ) 最大出力 50Vrms(ライン)/50Vrms(フォノ) 最大許容入力 100Vrms(ライン)/250mVrms(フォノ)、(1kHz) S/N比 112dBA以上、2V入力(ライン)/96dBA以上、10mV入力(フォノ) チャンネルセパレーション 90dBA以上、1V入力(ライン)/90dBA以上、10mV入力(フォノ) 入力インピーダンス 50kΩ、20pf(ライン)/47.5kΩ、180pf(フォノ) 出力インピーダンス 100Ω 最大ロード 4000pf以下、5kΩ以上/4000pf以下、10kΩ以上 最大消費電力 80W(100V、50/60Hz) 使用真空管  6922 6本、12AX7 4本 外形寸法(本体/電源)cm 48(幅)×13(高)×31(奥行)/15(幅)×10(高)×31(奥行) 重量 29kg(含電源)


三世代前に当たるSL-1Signature初代モデルは、オーディオ超大国アメリカで最高権威
(一番人気誌)である米国 Stereophile誌 1993年度、プロダクト・オブ・ザ・イヤーに輝いている。
同賞は年間の最高賞であり、オーディオ製品全体でたったひとつのモデルしか与えられない栄誉である。







Convergent Audio Technology Kenneth Stevens


レンチサイズは米国インチ規格 9/64サイズ の六角レンチを買えば天板を開けられる。

レンチはヨドバシドットコムで買うのが送料込みでもあり、もっとも安いが発送にはかなり時間がかった。
このサイズはインチ規格のセットも含めて通常のレンチセットにはまず入っていないので、
必需品でもあるし、購入と同時に発注すればいいだろう。
ちなみに近くのコーナンには置いていなかった。
入手しやすい推奨真空管はNEW Mullard ECC83/12AX7 (リシュー・復刻版) と
指定通りの 6922 真空管 がお薦め。音の良い古典管が多いECC88やE88CCを
使いたいところだが、残念ながらS/Nがかなり悪くなる。(内部画像↓に詳細追記)


(これはSA-5000でも同様だった)


S/N比が高いパワーアンプとノイズのないプログラム・ソースを使用することで、
高感度スピーカーを用いても聴感ノイズは限りなくゼロに近い。
真空管の交換時は電源ケーブル抜いて2~3分置くと電解コンデンサーから電気が抜ける。
念のため電気絶縁グローブをつけて作業する。高電圧の掛かった真空管アンプなので、
感電すると500V~600Vの電撃で場合によっては死ぬことがある。

真空管が非常に熱くなるので、交換は電源スイッチをオフにして数分放置してからの方が良い。
プリ管の真空管交換の際に絶対に間違ったものを差さない事。
元の場所に付いていた真空管の型番をよくみて同じものを差す。
基盤に刺すべき真空管の型式が書いてあったと思う。
間違えると故障に繋がりニューヨーク本社送りになる可能性があり、
20万を越える高額な修理費用が掛かる可能性がある。(今井商事)
フォノステージなど使用しない管を外して動作させると電力供給用ヒーターを共用しており不具合が起きるのでNG。(今井商事)


コンデンサーはほとんどが劣化しないフィルムコンデンサー(白色)なので経年変化(劣化)に有利である。
同じ配列で五本の真空管が二組並んでいるが、左側の五本がフォノステージの真空管、
右側の五本がラインステージの真空管である。拙宅では右端の6922(ECC88・E88CC互換)
のみTESLA E88CCのゴールドピンに交換、後二本のラインステージ増幅管の6922は
Philips ECG 6922にしてある。TESLAやTELEFUNKENのE88CCに交換したいが、
6922でないとノイズフロアー低減のメリットがなくなりノイズが大幅に増えるからである。
12AX7はNEW Mullard ECC83/12AX7 (リシュー・復刻版) を使っている。
また本機は真空管交換による音質変化が少なく感じられる。
SA-5000の真空管交換による変化はとても大きかったのだが。



各種切り替え用のトグルスイッチの接触も良好で、ガリもなく本体機能、音質共に問題は一切ございません。出品前に購入店で内部清掃と点検を受けています。
電源部筐体のランプは球が切れていますが使用には全く問題ありません。本体LEDランプは正常点灯しています。別筐体の電源部のスイッチのランプ球が時間の経過により切れています。ランプの交換は簡単に交換できますし、音質的にはノイズの発生源がないので却って有利だと思います。

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