武蔵国分寺瓦 正しくは単弁六葉蓮華文鐙瓦と言います。 平安時代初期の承和12年(845年)武蔵国分寺の七重の搭再建時の瓦です。 7枚目の参考写真、国分寺市ふるさと文化財課に保存してある瓦の写真をご覧ください。 聖武天皇の詔により八世紀の半ば750年代末から760年代初めに全国に建立された国分寺の1つです。 武蔵国分寺は国分寺市の真言宗国分寺を中心とする一帯に存在した寺院で、寺域は東に僧寺、西に尼寺を配し、東西8町(1500m)、南北5町半(1000m)の範囲におよぶ諸国の国分寺の中でも相当大きい部類に属するものです。 ヨコ146ミリ タテ107ミリ 厚さ31ミリ 元は直径190ミリを越える堂々とした軒丸瓦です。 古いものですから、ご理解を頂いた上でご検討よろしくお願いいたします。