魯山人が木米の煎茶碗に倣った作品です。サイズ感としてはぐい呑に丁度良い大きさです。これで日本酒など魯山人好きには堪らないですね。デザインは中国唐代の詩人、玉川子盧仝（盧同・ろどう）が詠んだ七碗茶歌（七碗茶詩）をモチーフとしたもので、見込に四碗目の詩句「四発軽汗」が書き込まれています。※意味は下記参照【盧仝七碗茶歌】一碗喉吻潤 （一碗、喉吻潤い）兩碗破孤悶 （二碗、孤悶を破る）三碗捜枯腸 唯有文字五千卷（三碗、枯腸を捜し 文字五千巻唯だ有り）四碗発軽汗 平生不平事盡向毛孔散（四碗、軽汗を発し 平生不平の事 尽く毛孔に向かいて散ず）五碗肌骨清 （五碗、肌骨清し）六碗通仙霊 （六碗、仙霊に通ず）七碗吃不得也 唯覺兩腋習習清風生（七碗、吃して得ざる也 唯だ両腋の習々たる清風の生ずるを覚ゆ）【現代訳】一杯飲めば、喉を潤し二杯飲めば、孤独さや憂鬱が消えていく三杯飲めば、腹の底から五千巻の書物にも値する知性が湧きいで四杯飲めば、汗と共に不平不満がことごとく毛穴から散ってゆく五杯飲めば、肌も骨も清らかとなり六杯飲めば、仙人にでもなったような心地となる七杯目は、飲むまでもなく体から清々しい風が生じるのである元来、木米がこの詩を用いて七客揃いの作品としたもの（写真参照）で、木米の代表作の一つとされています。いわば木米と魯山人のダブルネームとも言うべき作品です。黒田陶苑さんに箱書きをしていただきました。おまけで黒田陶苑ロゴ入り特製包み布（新品未使用品）をお付けします。サイズ：直径78mm×高さ51mm※海外の場合は別途送料がかかりますので事前に質問欄にて送り先をご連絡下さい。 商品情報 カテゴリ エンタメ/ホビー › 美術品/アンティーク › 陶芸